国連事務総長と韓国大統領、安倍氏の靖国参拝に失望

 

国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は2日、韓国の朴謹恵(パク・クネ)大統領と電話会談しました。潘基文事務総長はその中で、日本の安倍晋三首相の靖国神社参拝に「失望した」と示しました。

 潘事務総長はこれより先に、すでに同報道官を通じて、安倍首相の靖国神社参拝に注目を示し、「日本は他国、特に第2次世界大戦における被害者の感情を尊重し、東北アジア諸国との相互信頼の構築と連携強化に尽力すべきだ」と強調しました。また今回、朴大統領との電話会談で、「最近、日本の首相による靖国神社参拝などの問題で、東北アジア地域の対立が深まった」とし、「失望を感じている」と述べました。

 一方、韓国の朴大統領は電話会談で、「世界が平和と協力に向かう中、信頼関係を崩し、近隣諸国を傷付ける行動は望ましくない。歴史を正視できず、近隣諸国を度々傷つければ、協力的な環境作りに障害をもたらし、不信感を招くことになる」と述べました。

 

中国国際放送局日本語部より 2014年1月3日

 

 
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