各界委員が昆明テロ事件の暴徒を強く批判 国の安全維持を呼びかける |
昆明駅前広場で3月1日午後9時頃、覆面をした暴徒による襲撃事件が発生した。目撃者によると、暴徒が行った犯罪行為は極めて残忍であり、老若男女問わず無差別に刃物で切りつけ、狂ったように刺し殺した。高齢者から4、5歳の児童が死傷した。2月6日現在、死者は29人、負傷者は130人に上った。中国網は今回の事件について、数人の全国政治協商会議の委員にインタビュー。各委員は激しい憤りと非難を示した。 全国政治協商会議委員、チベット自治区人口資源環境主任の索朗多吉氏は、「この事件のことを聞き、非常に驚き、心が痛んだ。昆明で発生したこのような重大なテロ事件は人々の生活と国の安全を大いに脅かす非常に深刻な暴力行為である」と怒りをあらわにした。索朗多吉氏は、罪のない民衆にこのような暴力行為をはたらくことは良識と人間性に欠けた行為であり、非難すべきだと示した。 全国政治協商会議委員、中国キリスト教協会副会長の唐衛民氏は強烈な憤りを示した。唐衛民委員は、「今回の暴力事件における、きわめて残忍なやり方で罪のない庶民を傷つけるという暴徒の行為は非人間的なものである。公安部門はテロ勢力の取り締まりを強化し、人民の生命と財産の安全の維持に努めてほしい」と話した。 全国政治協商会議委員、四川省涼山イ族自治州人民代表大会常務委員会主任の阿什老軌氏は、「今回の暴力事件の本質は少数の過激分子と分裂勢力によるテロ事件である。党中央と国務院の対応は早く、すぐに有効な対応をとった。今後、国の安全を強化し、国の安定を維持し、このような事件の再発の防止に努めてほしい」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年3月2日
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