莫言委員:「失独」へのサポートを |
一年間の調査研究、思考を経て、2014年の全国の両会(全国人民代表大会と政治協商会議)では、2回目に会議に出席した莫言委員が一つ提案を携えており、一人っ子と「失独」家庭に関心を寄せる提案も、ノーベル文学賞獲得者により提出された初の提案となった。「失独」家庭とは一人っ子が死亡した後出産していないか合法的に養子をもらっていない夫婦を指し、広義の上から一人っ子が負傷、障害になった後に出産していないか合法的に養子をもらっていない家庭も含まれる。 莫言氏は政治協商会議のグループ別討論でこのように述べた。これは自分の全国政治協商会議委員としての初めての提案で、調査・研究を行った基礎に基づいて書いたのだ。提案の名称は『一人っ子と一人っ子を失った家庭に向けての待遇向上に関する提案』だ。 莫言委員は提案の中でこのように提議した。一人っ子の家庭の両親をすべて政府の養老医療体系に組み入れ、彼らを優先的に老人ホームに入園させ、優先的に医療資源を享受させ、老人ホームの利用料の軽減あるいは医療費の待遇を与える。同時に、これらの家庭に対し、たとえば「彼らが労働能力を喪失した後、彼らに国家公職員の退職後と同様な給与待遇を享受させることができるようにする」などの経済補助を向上させる。
新華網日本語より 2014年3月8日
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