冬季オリンピックへの誘致 北京は環境問題を解決する自信がある

 

全国人民代表大会代表、北京市常務副市長の李士祥氏は6日北京代表団の公開日活動で、北京は2008年にオリンピックを開催した経験があり、今後の数年で環境問題を解決する一連の措置をすでに制定しており、2022年の冬季オリンピック招致に対して自信に満ちていると述べた。

李士祥氏は北京が冬季オリンピックを誘致する上で、記者の環境の弱みによりもたらされた影響をいかに処理するかに関する質問に答える際、上述の表明を行ったのだ。李士祥氏は、中央は北京の次の発展、特に都市戦略の位置づけ、非首都の核心機能の分散、都市管理水準の向上、大気汚染対策などに対して方向を明示し、北京の2022年の冬季オリンピック誘致のために努力する方向も明示していると述べた。

国家の関係要求に基づいて、北京は84項の環境整備、大気汚染対策をすでに制定している。李士祥氏はこのように述べた。大気の環境整備の上で北京は四つの事をしっかりと行う見通しだ。一つは2017年までに北京の石炭消費量を現在の毎年2300万トンから1000万トンまで下げること。二つは工業汚染を抑制しガス排出削減の仕事をしっかりと行うこと。三つは自動車の総台数を抑制し、今年から北京の毎年の自動車の新たな台数増加を15万台まで減らし、また新エネルギー自動車を全力をあげて普及させること。四つは都市建設における降塵の仕事をきちんと行うこと。

李士祥氏は、北京は2008年にオリンピックを開催した経験があり、同時に、北京市民はかねてから親切で客好きで、国が大事を行う際に積極的に貢献してくれるので、「私たちは2022年の冬季オリンピック招致に対して自信に満ちています。」と表明している。

 

新華網日本語より 2014年3月8日

 

 

 
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