郭承真委員:「反テロ法」制定を提案

 

王衆一=文

3月8日、中国人民政治協商会議(全国政協)第12期委員会第2回会議の第3回全体会議で郭承真委員が発言し、昆明市で3月1日に発生した重大な暴力テロ事件について、イスラム教は平和な宗教であり、中国イスラム教協会は、この残酷な反文明、反社会、反人類の犯罪行為に対して極めて大きな憤りと強烈な譴責を表明し、被害者と家族に対して真摯な見舞いの言葉を送り深い哀悼の意を表すと述べた。

郭委員は、これは全国の幅広いムスリムの心の声であると述べた。イスラム教は人類の異なったエスニックの人々が団結協力することを主張しており、過激主義やテロリズムは人類を分裂させ、罪のない人を殺害するもので、われわれムスリムの敵であると強調した。

郭委員はまた、過激主義やテロリズムをいかなる特定の民族や宗教と結びつけず、力を結集して極めて小数の違法犯罪テロリストを打ち倒すよう呼びかけた。さらに、中国イスラム教協会を代表し、暴力テロ活動のレベルアップに対し、反テロ法をできるだけ早く制定するよう力を入れ、さらに断固として暴力テロ活動に打撃を与えることを提案した。

 

人民中国インターネット版 2014年3月10日

 

 
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