「水陸空」の汚染を一掃し美しい中国を

 

近年、環境整備が毎年の「両会」の焦点となり、人々が関心を持つ話題となっている。李克強総理の今年の「政府活動報告」の中でも、「われわれが貧困との闘いと同じように、環境汚染に対しても固い決意で宣戦しなければならない」と強調し、政府の環境整備とエコ文明建設にさらに力を入れる決心を示した。

「政府活動報告」の中で提出された「水陸空」三位一体の汚染防止は主に以下の3つの方面で行われる。

1. 大気汚染は1つの都市が単独で解決できるものではなく、地域協力を深めることが必要とされる。同時に産業構造、エネルギー効率、排ガス、砂塵発生などのキーとなる部分をしっかり押さえる必要がある。

2. 生態修復、循環利用などを中心とする科学的な治水理念を樹立せねばならず、法律や政策、市場メカニズム、科学技術などにより、水の安全問題を解決する。

3. 汚染土壌の復元プロジェクト実施を加速し、大地の「デトックス」を行う。汚染行為に対する監督・管理、懲罰に力を入れ続ける。(熊伝東=文)

 

人民中国インターネット版 2014年3月10日

 

 
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