マレーシア不明機と昆明テロ事件の関連性 証拠ない

 

雲南省委員会書記の秦光栄氏、雲南省長の李紀恒氏、昆明市市長の李文栄氏は3月9日、全国人民代表大会雲南省代表団開放日で、雲南省昆明市で発生した「3.01テロ事件」について記者の質問に回答した。同日午後には、80数社のメディアの200人弱の記者が取材に駆けつけた。

「3.01テロ事件」で29人が亡くなり、143人が負傷した(うち75人が重傷)。現在までに負傷者のうち死者は出ておらず、27人が退院し、重傷者が44人に減少した。負傷者の治療は現在も進められている。また昆明市政府は多くの幹部と心理カウンセラーを動員し、死者の家族を慰め心理カウンセリングを提供している。市政府は負傷者の治療費、死者の埋葬費、家族の食事や宿泊費をすべて負担している。

記者がマレーシア不明機と3.01テロ事件の関連性について質問した際、李省長は「両者のつながりを示すいかなる形跡もない。時間の流れに伴い、これらの問題が白日の下にさらされるだろう」と語った。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年3月10日

 

 
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