高吉喜委員:スモッグ対策には生態空間構造の優良化が必要

 

張雪=文

「集中した高濃度の汚染物の排出が間違いなく主要原因となっています。ただし無視できないこととして、都市の非合理的な構造が、地域的なスモッグ大発生のきわめてよい温床となっており、地域環境汚染を生み出す重要な根源の一つとなっています」と、環境保護部南京環境科学研究所所長の高吉喜政協委員は取材を受けて語った。

「われわれはスモッグ対策にさらに力を入れる必要がある一方で、生態空間構造の優良化を通して産業構造を調整する必要があり、私が今年提案したのは、どのように生態空間構造の優良化を通して、今日の発展によって以後にスモッグが発生することを予防するかということです。つまり、環境保護は対策と予防が結合すべきで、対策を行うだけでなく、同時に効果的な予防策をとらねばならないということです」

その他の国の大気汚染対策の経験と比べてみると、諸外国ではひどい環境汚染に対し、工業汚染排出の削減、排気ガス対策など、多くの効果的な防止対策措置がとられてきた。当然、さらに多くの産業構造の優良化が行われ、現地の資源環境、荷重能力、手持ちの資源に応じた産業構造が打ち立てられ、これが環境問題を根本的に解決する措置であると言える。

 

人民中国インターネット版 2014年3月11日

 

 
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