白岩松委員:政協提案のポジティブな役割の認識を | ||
王衆一=文・写真
この数日多くのメディアが「ある委員の提案はあきれるようなもので、実現しようがない」と報道を繰り返した。実はあきれるような提案はごく個別の現象で、一部分で全体を包括すべきではない。現在一部政府部門は委員の提案へ「見かけはいいが、実現不能」という対応をするが、その主な原因は委員の提案があきれるようなものだからではなく、一部部門に責任逃れや不作為の状況が存在するためだ。われわれは一部提案には価値があるか否かは検討する余地があることを否定しないが、絶対多数の提案はまじめで責任と方向性を有している。このため、委員たちの提案がより的を射たものであり、より価値があることを望む。提案委員会もより良く提案を送る仕事をするべきだ。同時に、いわゆるあきれるような提案も区別して見る必要がある。私は記者として何年も両会にかかわってきた。現在振り返ると、かつての多くの「あきれる提案」は、実はまぎれもなく一定の先見性を持っていたのであり、これこそ政協という機関が政策決定のために参考となる考え方や筋道を提供する価値があるのだ。
人民中国インターネット版 2014年3月11日
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