李総理、「不明旅客機の捜索続行」

 

中国の李克強総理は13日北京で、消息を絶ったマレーシアの航空機について、「少しでも希望があれば、我々は捜索を打ち切ることはない」と述べました。

これは、第12期全国人民代表大会第2回会議が閉幕した後、李総理が内外の記者と会見した際に述べたものです。

李総理は、「消息を絶ったマレーシア航空機には、239人の乗客が搭乗しており、そのうち、154人が中国人だ。彼らの家族は焦り、非常に心配している。中国政府と全国民は彼らの安否を憂慮している。現在、我々は少しでも何らかの消息があることを期待している」と述べました。

李総理は、「中国政府はすでに、全面的な応急救助と捜索を開始している。現在、関連の海域に中国の艦船8隻が到着したほか、1隻が関連の海域へ向かっている。また、10個の衛星を使用して情報技術の面でも支援しており、衛星の画像で発見した疑問点に対しても調査している。今回の捜索にはいくつかの国が参加しており、我々は関係方面が協力を強化し、原因の究明と消息の絶った航空機の発見、そして、関連の事柄を適切に処理するよう求めた」と語りました。

 

中国国際放送局日本語部より 2014年3月13日

 

 

 

 
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