李克強総理:「影の銀行」など金融リスクの監視を強化

 

第12期全人代第2回会議は本日午前、成功裏に閉幕した。は人民大会堂で記者会見に臨んだ。

フィナンシャル・タイムズ記者:国際市場は中国の金融問題、債務問題を強く注視し、世界経済最大のリスクの1つと考えている。中国政府はこうした問題にどう対処するか?金融商品のデフォルト(債務不履行)を望むか?

李克強総理:「影の銀行」などの金融リスクに対しては、われわれも監督・規制を強化しており、すでにタイムテーブルを示し、バーゼルⅢの定める監督・規制措置を進めている。両会期間に代表団の審議に参加した際、銀行界のある代表が自己資本比率の要求は少し高いのではないかと私に質問した。われわれはまだ発展途上国だが、このようにする他にない。今日の踏み台を明日の足かせにするわけにはいかないのだ。

金融商品のデフォルトを私が望むかとの質問だが、どうしてそんなことがあろうか?だが確かに個別のケースで避けがたいものはある。われわれは監視を強化し、速やかに措置を講じて、地域的、システム的金融リスクが発生しないようにしなければならない。

 

 「人民網日本語版」2014年3月13日

 

 

 
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