開局の年は大言壮語をせず――両会が改革のタイムテーブルの推進を伝え |
全国の両会は終わりに近づき、いくつかの「硬骨頭(難物)」の改革をするタイムテーブルが次第にはっきりしてきて、多くの幹部・大衆が改革に身を投る自信と決心を凝集することができた。 配置1割、実行9割。代表委員はこのように表明した。新しい歴史のスタート地点に立ち、改革の実践に身を投じ、その足並みが速くかつ安定的に進行してゆく。経済発展と社会進歩をしっかりと統一的に計画し、国家のガバナンス体系とガバナンス能力の現代化を推進することは、世界が注目し、公衆が期待している。 堅塁の攻撃に歩み入る--行政審査・許認可事項の取り消し・委譲は200項目以上に 政府活動報告はこのように提議した。今年再び行政審査・許認可事項が取り消し・委譲される項目は200項目以上だ。投資の審査制度改革を深化し、前置き的な審査・許認可を取り消すか簡素化させる。 全国人民代表大会代表の謝子竜氏はこのようにみなしている。簡政放権(政府の簡素化・権限の開放)は権力の「自我革命」だ。権力の「財産」を照らし出し、形を変えての審査・許可を防止し、「管理する」と「放つ」の関係をうまく処理して、ようやく権力の減少・効果の増加に達することができる。有効的な市場も政府のコントロールが欠かせず、現代市場体系を加速・改善し、政府機能を加速・転換し、各分野の改革を協力して推進し、より積極的且つ自発的な開放戦略を実施するべきだ。 劇薬は病気を治す--公用車改革をスタート 政府活動報告は、公用車改革のスタートを提議した。 全国人民代表大会代表の袁寿其氏はこのように述べた。公用車改革は特権を改める「ケーキ」で、それを勝ち取るのは人心だ。「公用車に相変わらず乗り、手当を相変わらずもらう 」の悪状態から離れるには、数量は「引き算」をし、監督は「足し算」をせねばならず、公用車の数量、公用車による消費はすべて公示し、減らすことができるものはすべて減らさねばならず、大衆の監督力に頼って公用車の私用を抑制させる。 「氷解」はまもなく--養老の一本化を重点的な仕事に組み入れる 政府活動報告は、機関・事業単位の養老保険制度改革を明確に提議した。 全国人民代表大会代表の張元貴氏はこのようにみなしている。養老年金の一本化改革の推進は、その肝心な点が利益の固定化の垣根を突破し、職業年金や給料の調整などのマッチングメカニズムの改善にある。養老年金の一本化はゴールではなく、次の段階では一連の政策を通して民営資本が養老産業に入るのを支援し、養老産業の「ケーキ」を大きく作り、すべての人に老いても頼る所があり、老いても養ってくれる所があるようにさせなければならない。
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