開局の年は大言壮語をせず――両会が改革のタイムテーブルの推進を伝え |
ラストスパート、預金金利の自由化を1~2年で実現へ 中国人民銀行の周小川総裁は11日、預金金利の自由化は金利市場化の最後の一歩となり、今後1~2年で実現できる可能性が高いと述べた。 中国人民政治協商会議全国委員会の朱玉辰委員は次のような考えを示した。インターネットファイナンスなどの新業種によって「預金が移動」し、固定金利の市場化改革も加わり、最終的に消費者の選択肢がより一層、広がり、銀行の競争力を向上させる。監督管理部門と銀行業は現在、大量に準備を行っている。例えば、政府活動報告で、預金保険制度を確立し、金融機関リスク対応メカニズムを改善することなどを提示している。「政府は一定の市場環境を創設し、改革によって順調な流れが形成されるだろう。」 シフトチェンジで加速、資源エネルギー価格改革を推進 国家発展改革委員会の徐绍史主任は5日、今年は市民の基本的な水道、電気、ガス料金を値上げしないことを前提に、資源エネルギー価格改革を推進する必要があると述べた。 全国人民代表大会の趙日峰代表は次のように述べた。探索から加速にいたるまで、段階式電気料金を改善し、段階式水道料金などの実施を指導するなど「改革」への強化が期待される。また、社会支援及び保障基準と物価上昇の連動メカニズを構築する必要がある。「価格改革は値上げとは視点が異なり、市民の基本ニーズを最優先しなければならない。」
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