青島湾内にある小青島は、もともと孤立した小さな島で、面積が1.2ヘクタールで、海岸から約720メートル離れている。
1897年にドイツは青島を占領した後、小青島を「阿克那島」に改名した。1914年に日本は青島を占領し、小青島を「加藤島」に改名した。1922年に青島を取り戻した中国政府は元の名前に戻したが、その後「小青島」の呼び方が再び変わることはなかった。1941年に日本は小青島を軍事用地にするために、小青島と陸地の間に鉄筋コンクリート造りの長い堤防を造り、その後小青島の東側は日本の軍艦停泊地となった。あまり知られていないが、日本軍は小青島を軍事用地にしただけでなく、島の北側に洞窟を掘削し、兵器・弾薬庫として利用した。現在島に残っている軽便鉄道は、実は当時日本が青島を占拠した証拠なのだ。
人民中国インターネット版 2014年3月15日
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