習主席の演説:常に人を感動させるパワーが存在している |
生き生きとして人を感動させるストーリで欧州の心を動かし、ヨーロッパ人によく知られた典故を用いて理念を解釈――中国の習近平国家主席による欧州の旅での4回のすばらしい演説は、欧州や世界に深い印象を残し、国際メディアが先を争って報道する焦点となった。 パリで中仏国交樹立50周年の記念大会出席の際に発表した重要演説の中で、習主席はナポレオンの「眠れる獅子」の名言を引用したが、中国は1頭の「平和で、親しみのある、文明的な獅子だ」と転じて指摘した。ベルリンの科爾伯基金会で演説した際、習主席はゲーテの名篇『ファウスト』を引用して、中国は恐ろしい「メフィスト」ではないと指摘した。 国連教育科学文化機関(ユネスコ)で演説した際、習主席はユゴーの名言「空よりもっと広々としているのは人の心だ」を引用し、異なる文明にいかに対応するかを説明した。ベルギー・ブリュージュのThe College of Europeでは、習主席はブリュージュの「橋」の含意を用いてその欧州の旅こそが「ユーラシア大陸に1つの友情と協力の橋をかける」ことだと喩えた。 APF通信は、習主席は「しきりに有名な詩人と作家の名句を引用し、中国の悠久の歴史と文化の多様性をはっきりと示した。」と報じた。 習主席の演説を聞いて、人々は常に心を触れる力が存在していると感じた。それは人を感動させるストーリーだったり、濃厚な人文の心持ちだったり、深い思想だったり、遠大な見識をもつ見方だったりで、まるで欧州の幾日も振り続ける春雨のように、雨が静かに降って、万物に潤いを与えている、と感じるのだ。 魅力で人の心を動かし、思想で人を感化させ、哲理で人を説得するという習主席のこの4回の演説は、欧州に、全世界に中国の歴史観、発展観、欧州観と世界観を詳しく述べ、その爽やかで自信をもった外交スタイルは欧州に、世界に興に乗って話をさせ、ある外国メディアは、それが「1度の欧州の人民に対するみごとな広報活動」だと伝えた。米国『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙は習主席の「自信あふれる言葉」が彼の外交政策に対する見方を表現したと伝え、ドイツの『デア・ターゲスシュピーゲル』紙は、習主席の「生き生きとした演説」が人々の中国の奮い立ちに対する懸念を取り除くよう努めて、欧州は一つの強大な中国の前進に付き添ってゆくべきだと伝えた。 歴史の長い流れの中で、人々を感動させるのは往々にして、それらのすばらしい瞬間なのだ。そして中国と欧州の外交の新編の中で、習近平主席の演説は必然的にそれを力強く描写し、広く銘記させる一幕となった。
新華社より 2014年4月3日
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