国際社会、習主席の訪欧を高く評価

 

中国の習近平国家主席は3月22日から4月1日にかけて、オランダのデン・ハーグで開催された第3回核安全サミットに出席したほか、オランダ、フランス、ドイツ、ベルギーを公式訪問し、また国連ユネスコ本部、EU本部を訪問しました。国際社会は、習近平主席のこうした一連の訪問は中欧関係史上における一里塚となり、中国とこれら四カ国の関係および中欧関係の深化に大きな意義があると見ています。  

フランス通信は、「習主席の欧州訪問は中欧関係史上の一里塚である。人的往来の強化について双方が一致した。中国の外交が欧州を非常に重視し、より大きな融合を推進しようとしていることは習主席の訪問から分かった」と報道しました。

日本の外交専門誌『外交』の文章は、「習主席の欧州訪問を通じて、欧州との関係を発展させる中国の決意が分かる。中欧経済貿易での協力は今回訪問の重要な議であった。中国はEUとより順調な貿易関係の発展に力を入れ、最終的には自由貿易協定の調印を実現することだ。マクロ的立場から見れば、習主席の訪問は中国がグローバル経済に融合する全体戦略の一環である」としています。

雑誌『EUオブザーバー』は、「習主席の訪問は双方の貿易関係の更なる発展、及び中欧自由貿易区設置における立場の協調に役立つだろう。中国が効率の向上を新たな経済改革の目標とすることは、投資とイノベーションの活力を引き出すだろう。これはEUが経済を回復させようとする考えに合うものだ」としています。

 

中国国際放送局日本語部より 2014年4月3日

 

 

 
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