青島国際園芸博覧会の会場は崂山の支脈にある百果山森林公園に設けられており、暖温帯落葉広葉樹林地域に属している。
博覧会の植物は「海、陸、空」から集まることを特徴としている。植物の配置、展示エリアの陳列、そして草花の試合などを通じて、国内外の新品種、新成果、地方色豊かな植物を展示する。「海」とは、海洋植物展示エリアのこと。陸地に広大な海底森林を展示するのは、国際園芸博覧会史上でも初のこととなる。深海潜水艇蛟龍号が初めて試験航行した際、一部の青島特有の植物の種を携えて海底に潜水した。これらの種を繁殖させ育てる過程が会場で展示され、青島、中国の海洋科学研究実力が披露される。「空」展示エリアは、宇宙飛行船神舟号や人工衛星に搭載され、宇宙で変異した「宇宙作物」、とりわけ明らかに外観に変化が生じた新品種を展示する。「陸」展示エリアは普通の植物を展示するほか、新しいユニークな植物を展示し、生物種の多様性と自然の創造力を展示する。 |