マレーシア航空機事件:「海巡01」が信号を探知

 

各国艦船、航空機は6日もインド洋南部でマレーシア航空370便の捜索活動を継続した。同日の捜索海域はパースの北西約2000キロの約21万6000平方キロメートル。

 オーストラリアの合同調整センターのアンガス・ヒューストン氏は6日の記者会見で「中国の『海巡01』がインド洋南部で2回続けて探知した信号は『重要な手がかり』であり、『鼓舞される』。だが現段階で信号が不明機のブラックボックスと関係があるとは確認できず、専門家による分析が必要だ」と表明。中国の「海巡01」以外に、オーストラリア側も別の疑わしい信号を探知し、各国が両地点で捜索を強化していることを明らかにした。

 ヒューストン氏は捜索活動における中国側の多大な努力と協力に大変満足していることを表明。「各国は今回の捜索で緊密に協力している。中国側の努力は大変顕著だ。今回の捜索過程での中国側の情報共有は非常に透明性があり、中国側は把握した全ての情報を分かち合った」と強調した。

 ヒューストン氏は乗客の家族をミスリードしたり、再び失望させることのないよう、未確認である今回の情報を慎重に扱うよう各界とメディアに要請。合同調整センターとして、いかなる信頼できる手がかりについても確認を行うことを約束すると同時に、衛星が受信した不明機からの信号についての研究に技術者が努力していることを明らかにした。

 

 「人民網日本語版」2014年4月7日

 

 

 
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