習近平主席「1ベルト、1ロード」は互恵・ウィンウィンの道 |
中国・アラブ諸国協力フォーラムの第6回閣僚級会議が5日、人民大会堂で開幕した。中国の習近平国家主席は開幕式で重要談話「シルクロード精神を発揚し、中国・アラブ諸国協力を深化」を発表した。 習主席は「『1ベルト、1ロード』は互恵・ウィンウィンの道だ。シルクロードを通じて互いを知り、交流した中国とアラブ諸国は『1ベルト、1ロード』の自然な協力パートナーだ。中国・アラブ諸国双方は共に協議し、共に建設し、共に享受するとの原則を堅持し、中国・アラブ諸国利益共同体、中国・アラブ諸国運命共同体を築くべきだ。遠大な視点に立つと同時に、地に足をつけて、エネルギー協力を主軸、インフラ整備、貿易と投資の円滑化を両翼、原子力、宇宙開発、新エネルギーの3大ハイテク分野を突破口とする『1+2+3』の協力構造を構築する必要がある。今後10年間で、相互貿易額を昨年の2400億ドルから6000億ドルにまで増やし、中国の対アラブ諸国非金融投資ストックを昨年の100億ドルから600億ドル以上にまで増やし、中国・湾岸協力会議自由貿易協定(FTA)交渉を加速し、アジアインフラ投資銀行へのアラブ諸国の参加を推進し、早期の成果を目指す必要がある。双方は伝統的親善を拠り所とし、強化すべきだ。双方は2014年と2015年を中国・アラブ諸国友好年と定め、友好交流行事を行う。われわれは今後3年間で、アラブ諸国のために各種人材6000人を育成する。今後10年間で、双方の芸術家1万人の相互訪問・交流を組織し、双方の200の文化機関の一対一の協力を推進し、支持する」と表明。 「中国・アラブ諸国協力フォーラムの設立は、中国・アラブ諸国関係の長期的発展に着眼した戦略的選択だ。双方が『1ベルト、1ロード』の共同建設という新たなチャンスをつかみ、政策面の意思疎通を深化し、実務協力を深化し、たゆまず開拓・革新し、フォーラムをしっかりと整備することを希望する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年6月6日
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