シルクロード経済ベルト国際シンポジウムが閉幕

 

シルクロード経済ベルトの国際シンポジウムが27日、新疆維吾爾(ウイグル)自治区烏魯木斉(ウルムチ)市で閉幕した。国務院新聞弁公室が主催し、中国社会科学院(社会科学アカデミー)、中国外文出版発行事業局(中国外文局)、新疆社会科学院が共催した。中国外文局の周明偉代表が主催者を代表して大会の総括を行った。

このシンポには、「専門的でハイレベル、分野の枠を越えた交流」、「一致点を求め不一致点はひとまず置き、共通認識を固める」、「知恵を集め幅広く意見を聞き、成果を積み上げる」という3つの特徴があり、シルクロード経済ベルトの建設には共存共栄と相互利益、共通のビジネス環境を共同で建設すること、共同で創造し共同で進歩を遂げることが必要であるという重要な共通認識が形成された。

参加した学術関係者によると、新疆自治区は地理的な優位性があり、今後はシルクロード経済ベルトの建設推進で他にはない役割を果たし、新たな発展チャンスを迎えることになる。メディアは情報伝達の媒体であり文化交流の使者であり、代替不可能な役割を果たしている。各国のメディアは責任をしっかり果たし、協力を強化して、シルクロード経済別語建設の重要な参加者となり、推進者になる必要があるという。

また参加した学術関係者によると、今の中国は近代化建設プロセスにおける重要な時期にさしかかっている。中国は世界を理解する必要があり、世界も中国を理解する必要があるという。学術関係者らは、シルクロード経済ベルトの建設を結び目として、各国と政策の交流を強化し、各国国民と心情の相互理解を強化し、手を取り合ってともに進み、シルクロードの精神を発揚し、シルクロード経済ベルトの建設を共同で推進し、共同建設の中でともに恩恵を受け、共存共栄の中でともに利益を得ることを願うと述べた。(編集KS)

 

「人民網日本語版」2014年6月29日

 

 

 
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