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青島交響楽団によるフランス公演の様子(写真・周光輝) |
北京時間7月18日夜9時、フランス西北部に位置する国内第6位の都市、ナントのロワール川河畔に、中国人なら誰もが聞いたことのあるメロディーが響いた。青島交響楽団のヨーロッパ公演がこの地で幕を上げたのだ。中仏国交樹立50周年を記念し、政府間による文化交流の一つとして、同楽団によるヨーロッパ初公演が、この大西洋に臨む、悠久なる歴史と豊かで深遠な文化を持つ海浜都市において開催された。
初演はナント国際会議場で行われた。ここはまた、毎年1月に行われるナント交響音楽祭の公演会場でもある。およそ2000人の聴衆が今回の公演を満喫した。
青島交響楽団は『春節序曲』から『日光の照らすタシュクルガン』、譚盾の『グリーン・デスティニー』から趙季平の管楽器と管弦楽のための『シルクロード幻想曲』まで、2時間余の間に、地域色溢れる、また中国の情緒ある中国現代音楽作品を8曲演奏した。(文=李魏)
人民中国インターネット版 2014年8月15日
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