スモッグを退治し 青空を取り戻そう

 

近年、中国でスモッグが頻発し、しかもますます深刻になっている。特に2013年以降、スモッグの発生率の高さ、及ぶ範囲の広さ、汚染の深刻さはすべて、前代未聞の水準に達している。微小粒子状物質(PM2・5)の測定値がメーターオーバーし、昼間でも視界が数十㍍以下となり、小中学校が休校となり、フライトのキャンセルが相次ぎ、高速道路が閉鎖され、バスが運行を一時停止するようなことがしばしば起きている。

そのため、人々もかつてないほど大気の質とスモッグに関心を寄せ、「スモッグ」は「改革」に次ぐキーワードとなっている。

日々深刻になりつつある大気汚染に対し、中国各地では相次いで自動車のナンバープレート末尾数字による走行制限、一部の工場の操業停止、高汚染排出高炉の取り壊しなどの措置が講じられた。李克強国務院総理は2014年の「政府活動報告」においても「スモッグへ宣戦する」ことを打ち出し、中国政府が大気汚染を防止・制御する決意を表明した。

 

人民中国インターネット版 2014年9月23日

 

 
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