国家会議センター、APEC開催にむけ準備万端

 

国家会議センターは、北京で来月開催されるアジア太平洋経済協力(APEC)第22回非公式首脳会議のメイン会場となる。同センターのガラス窓はピカピカに磨かれ、108項目におよぶ事前準備はすべて、スタンバイ完了の状態となった。事前準備作業は、エコロジー・環境保護に重点が置かれ、サービスの水準も、全面的なアップグレードが実現した。

国家会議センターは、整備された美しい環境に囲まれ、関連設備も完備された。館内には、大小100室あまりの会議室があり、最も大きな会議場の収容人数は6千人で、超大型会議の開催が可能だ。1階にある大宴会ホールでは、3500人のゲストに食事を提供することができる。APEC開催期間中、同会議場では、2014年APEC最終高級実務者会合(CSOM)、閣僚会議(AMM=経済貿易担当大臣と外務大臣による会議)、CEOサミット、ビジネス諮問委員会(ABAC)会合などが開催される。各種会議や活動の数は100を上回り、同センターは世界を結びつける極めて重要なプラットフォームとなる。

会議サービス・運営業務を滞りなく遂行するため、国家会議センターは、館内に29カ所ある階段やエレベーターの大改修を行った。また、64カ所のエレベーターでは、徹底した全面的な自主検査が実施された。主要会議場があるフロアーから4階までのゲスト用洗面所は、アップグレードのために改造された。館内の各会議室・ホールの全域で、Wi-Fiネットワークへの接続が実現した。会議期間中、報道ゾーンと会議ゾーンでは、計5千人が同時に利用できる4Gネットワークが構築される。メンテナンスの分野では、清掃カートの台数を増やし、会議場内の至る所を、スピーディかつタイムリーに清潔にするよう備えられた。

 

「人民網日本語版」2014年10月24日

 
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