アジア太平洋経済協力会議（APEC）第22回指導者非公式会議が11日午前、北京の雁栖湖にある国際会議センターで開幕し、中国の習近平国家主席が議長として開幕のあいさつを述べた。

今回の会議では「未来志向のアジア太平洋パートナーシップを共同構築」をテーマに、「地域経済一体化の推進」「経済の革新と発展、改革と成長の促進」「インフラ整備とコネクティビティー建設の全面強化」の3つの議題が設けられている。

APECはアジア太平洋地域でレベルが最も高く、分野が最も広く、影響力が最も大きい経済協力メカニズムで、その趣旨は自由で開放的な貿易や投資の推進を通じて、地域経済の一体化を深め、経済技術協力を強め、ビジネス環境を改善して、活力が満ち溢れ、調和が取れ共栄するアジア太平洋大家族を築くことだ。

APECが設立されて、特に指導者非公式会議メカニズムが確定されてから、地域の貿易や投資の自由化と円滑化を促進する上で絶えず進展を遂げ、世界と地域の経済成長を推進する面で前向きな役割を果たしてきた。

人民中国インターネット版　２０１４年１１月１１日