援助される国から転身

 

李総理は9月15日、国連食糧農業機関(FAO)本部を訪問した際、中国は将来の5年間、FAOに5000万㌦(約57億6800万円)を寄付し、途上国同士の「南南協力」を展開し、世界食糧計画(WFP)と国際農業開発基金(IFAD)への支援を拡大すると明らかにした。これは中国がすでに農業と食糧の被援助国から持続的な援助国へと変わり、外国の大量の人口を養っていることを示している。 

評論家は、中国が積極的に「農業外交」「貧困救済外交」を展開し、農業の被援助国から援助国に変わったのは、中国の農業発展史上の新たな前進であり、責任ある大国としての立場を体現していると説明する。中国は科学技術の進歩により、14億人の食糧問題を解決した。農業部の統計によると、2013年に農業分野で科学技術の進歩が貢献した割合は55・2%に達し、10年前と比べて12近く上昇した。耕作や収穫などの総合的な機械化レベルは59・5%に達し、10年前より27近く上がった。

 

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