「一人っ子政策」を緩和 |
今年、「一人っ子政策」を緩和する「単独2子(夫婦の一方が一人っ子の場合、2人目の出産を認める)」政策が各省で次々と実施された。全国人民代表大会常務委員会は2013年末、生育政策の調整・改善に関する国務院の法案を採択し、「単独2子」のスタートを承認した。これは30年以上に及ぶ中国の計画出産政策の重大な変革だ。 2010年の第6次全国国勢調査の資料によると、中国大陸は2010年に総人口が13億3900万人に達した。このうち0~14歳の児童人口は2億2200万人で、総人口の16・6%を占める。もし長期的に一人っ子政策を続ければ、将来の40年間で中国の人口は増加せず、急速なマイナス成長の段階に入り、全面的に高齢化するだろう。 「単独2子」政策の実施から今年11月までの間、条件に合致する計約70万組の夫婦が第2子出産を申請 した。これは、当局が予測した毎年約200万組という申請数とは大きくかけ離れている。
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