制度による生態保護へ

 

中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議(3中全会)が採択した「改革の全面深化における若干の重大な問題に関する中国共産党中央の決定」は、エコ文明制度体系について初めて系統的に詳しく説明し、制度によって生態環境を保護することを打ち出した。 

大気や水、土壌の汚染対策、主要な汚染物質の排出削減など、中国は環境保護分野の改革を積極的に進めている。「環境保護法」や「水汚染防止法」、「大気汚染防止法」、「土壌汚染防止法」などの改正は、すでに国家の立法計画に組み込まれている。 

2013年の1年だけでも、環境保護部は国家環境保護基準を135件発表した。火力発電や鉄鋼製錬、石油化学工業、セメント生産、非鉄金属、化学工業の6大分野と石炭ボイラーが重点項目で、大気汚染物質の特別排出規制値を設けた。

 

 
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