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小青島灯台 |
青島市の航路標識所は、現在九つの灯台を管理している。これらの美しい灯台は暗礁が多く、水流の速い航路に位置しており、往来する船舶の安全を守っている。
1904年に建てられた馬蹄礁灯台は、すでに110年が経過しているものの、最も強固な灯台で、風力12の風にも耐えることができる。
青島市から30海里ほど離れた朝連島には、最も古い115歳の灯台がある。1899年に建てられたこの灯台は、高さ12.8メートルで、水面から灯光まで80メートルあり、10秒ごとに1回光る。光達距離は24海里で、ディーゼルオイル発電機を使用している。
最も有名な灯台は胶州湾口に位置してる団島灯台。この灯台は1898年に建て始められ、1900年に完成した。高さが15メートルあり、白黒の縞を塗装した八角形の石造灯台だ。完成当初は「遊内山灯台」と呼ばれていたが、1955年に「団島灯台」と改称された。2006年には、全国重点文物保護機関に指定されている。(文=張訳心)
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