李克強総理「改革開放と構造調整で経済成長を促進」

 

中国の李克強総理は4日から6日まで、広東省の深センと広州を視察した。

李克強総理は広東の改革開放の新たな進展を詳しく調査した後、「これまでの30年間、中国は改革によって経済社会の大きな発展を遂げた。現在、中国経済は中低速成長という新常態(ニューノーマル)に入り、様々な新しい課題を抱えている。経済の合理的なレンジ内での推移を維持するためにも、断固として改革開放を推進していかなければならない。人々の手足を縛り、市場の活力と社会的創造力を束縛する不合理な規制を打ち破り、経済成長につながる改革を推進すると共に、成長促進と構造調整のバランスを維持し、国民の生活水準を引き上げていく」と述べた。

広州では李総理はまた出稼ぎ労働者の生活ぶりや老朽化のひどい住宅の改造を実地調査し、「農民工や都市部の生活困窮者の生活条件を改善し、均等化した基本的公共サービスを提供し、平等に競争できる市場環境作りに力を入れなければならない」と指摘した。

 

中国国際放送局日本語部より 2015年1月6日

 

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