大境門
秦代以前から造営が始まっていた張家口市内の万里の長城は、秦、漢、北魏、唐、金、明といった六つの時代を経て建設が進んだ。市内にある長城の総延長は1476キロメートルで、万里の長城全体の6分の1を占める。張家口市橋西区にある大境門は、山海関、居庸関、嘉峪関と並ぶ万里長城の四大関所の一つとされる。長城の関所の名称にはどこも「関」もしくは「口」の文字が付いており、「門」の文字が入るのは「大境門」ただ1カ所のみだ。このため同門は「万里長城第一門」とも呼ばれる。
所在地/張家口市橋西区正溝街
電話/ 0313-8020199
アクセス/16路のバスで大境門駅下車
入場料/10元
人民中国インターネット版 2015年1月