「日本は平和的な発展を」 全国政協で最初の記者会見 | ||
王焱=文、写真 中国人民政治協商会議第12期全国委員会第3回会議の最初の記者会見が2015年3月2日午後、北京の人民大会堂で開かれた。呂新華報道官は内外のメディアに会議のスケジュールや流れなどについて説明し、記者の質問に答えた。
呂報道官は政協委員の多くの副国級、省・部級の高官が立件・調査されたことについて問われ、政協は腐敗分子の隠れ家ではなく、見つかった場合、階級が高いからといって処分を免れることは決してないと指摘した。 また、中国の「1帯1路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)戦略は中国版マーシャルプランと見なせるかとの質問に対し、呂報道官は賛同しないと述べた。呂報道官は「1帯1路戦略は異なる民族や信仰、文化背景を持つ国家の共同の発展を追求し、共に協議・建設・享受することを強調しているが、マーシャルプランは特定の時代背景と政治的な意図、大量の条件があった」と答えた。 中日関係について問われると、呂報道官は「第2次世界大戦終結から70周年を迎え、歴史を深く反省する時期が来ている」と述べた。さらに、日本政府が戦争の性質をはっきり認識し、歴史に対して責任を負う態度を表明し、平和的な発展の道を歩めるよう希望すると述べた。
人民中国インターネット版 2015年3月3日
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