政府活動報告 14年の国民1人当たり可処分所得は8%増、GDPの伸び率上回る

 

第12期全国人民代表大会第3回会議の開幕式が5日午前、人民大会堂で行われた。李克強総理は、政府活動報告の中で2014年の活動を振り返り、以下のように指摘した。

2014年、中国中西部の経済成長率は東部を上回った。発展の質はさらなる向上を実現した。一般公共予算収入は8.6%増加し、研究開発費(R&D支出) の対GDP比は2%を上回った。GDP一単位当たりの生産に必要なエネルギーの量は4.8%低下し、近年で最大の下げ幅となった。

国民生活には新たな改善が見られた。14年の国民1人あたり可処分所得は実質8%増加し、GDPの伸び率を上回った。うち、農村部住民の1人あたり可処分所得は実質9.2%増加し、非農村部の増加率を上回った。農村部の貧困人口は1232万人減少し、農村人口6600万人あまりの飲料水の安全問題が解決された。また、中国からの海外旅行者数が年間のべ1億人を突破した。

改革開放には新たな飛躍が見られた。全面的な改革深化に向けた一連の重点任務が始動され、任期内に行政審査・認可事項を3分の1減らすという目標が前倒しで実現した。

これらの得がたい実績は、全国各民族の人々の血と汗の結晶であり、我々が勇気を持って前に進む決意と自信をより強固なものにしてくれた。(編集SN)

 

 「人民網日本語版」2015年3月5日

 

 

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