政府活動報告 腐敗に対する高圧的姿勢、ゼロ容認を継続 |
第12期全国人民代表大会第3回会議の開幕式が5日午前、人民大会堂で行われた。李克強総理は今年の取り組みの全体的方針で、次のように指摘した。 法にのっとった権力行使を堅持し、倹約を提唱して贅沢を戒め、党風廉政建設(腐敗なき政治を行う党風樹立)と反腐敗の取り組みを踏み込んで推し進める。党の中央八項規定の精神を真剣に実行に移し、「四風」(形式主義、官僚主義、享楽主義、贅沢主義の4つの気風)のたゆまぬ是正を堅持し、国務院「約法三章」を引き続き厳格に実行する。腐敗現象に共通する1つの特徴は権力のレントシーキングだ。権力のスリム化によってクリーンな政治を強化し、制度による囲いの柵をしっかりと固め、レントシーキングの余地を断固取り除き、腐敗の土壌の除去に努力する必要がある。行政監察を強化し、会計検査の監督的役割を発揮し、公共資金、公共資源、国有資産を厳しく管理・監督する。反腐敗の高圧的姿勢を終始継続し、腐敗行為をした者に対してはゼロ容認で、厳しく取り調べ、処分する。腐敗行為に対しては、指導機関で生じたのであれ、民衆の身近で発生したのであれ、厳しく懲罰しなければならない。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年3月5日
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