商務部長:自由貿易区の重要性を指摘

 

中国の高虎城商務部長は7日、第12期全国人民代表大会第3回会議の記者会見で「中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の自由貿易区のグレードアップの交渉が、今年の自由貿易区建設の主な仕事だ」と述べた。

高商務部長は「中国が自由貿易区を建設するのは周辺国家を踏まえ、『一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)』をカバーし、グローバルに向けた高い水準の自由貿易区ネットワークを構築するためだ。中国とASEANの自由貿易区のグレードアップ交渉は、今年の主な仕事だ」と話した。

高商務部長は「中国と韓国の自由貿易協定(FTA)交渉はすでに終わり、今年締結される予定だ。そのうえで、中日韓FTAの交渉を更に加速させ推し進めたい」としている。

中国は現在までに、20以上の国と地域と自由貿易協定を結び、それらの国と地域との貿易は中国の輸出入額の30%を占めているということです。(劉叡、小山)

 

 

中国国際放送局日本語部より 2015年3月8日

 

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