第12期全国人民代表大会第3回会議（全人代）は、3月7日午後3時30分に、「両会」のプレスセンターである「梅地亜中心（メディアセンター）」で記者会見を行い、新たに就任した環境保護部（日本の省に当たる）の陳吉寧部長は、「環境保護の全面的な強化」に関する問題について国内外の記者の質問に答えた。

新たに就任した陳吉寧部長の記者会見の模様

陳部長は、「環境保護部で勤務するようになってから今日で1か月と1週間、部長に就任してからはちょうど1週間です。まだ状況をしっかり把握して、新しい仕事に適応している段階にあります。以前、学長を担当していた時、毎朝いちばん最初にやることは学生のことを考えることでした。着任してから、毎朝いちばん最初にやることは空を眺めることです。空が青くても怠けることはできないし、今日のようなスモッグだと不安になり、さらに努力しなければならないと思う。スモッグ問題は確かに私たちが直面する際立った環境問題です」と語った。

陳部長によると、今年の大気汚染対策は主に4つの分野で活動を展開する。それは、「大気汚染防止法」の改正や「大気十条」（国務院が打ち出した『大気汚染防止行動計画』）を全面的に実施すること、スモッグ対策の科学性と系統性を高めること、情報公開を拡大することだ。（文・写真＝高原）

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