「一帯一路」理念は共同発展

 

第12期全国人民代表大会(全人代)第3回会議が8日に開いた記者会見で、王毅外交部長は「一帯一路」構想(シルクロード経済帯と海上シルクロードの構築)は、マーシャル・プランに比べ、歴史的には古いが同時に若く新しい計画であり、この2つは、同日の論ではないと述べた。

王部長は「『一帯一路』が若いというのは、このプランがグローバル化の時代に生まれたものだからだ。これは開放協力の産物であり、地縁政治のツールではないため、時代遅れの冷戦の考えで見てはいけない」と述べた。

また、王部長は「一帯一路」を推進するプロセスにおいて、中国は引き続き、「共同協議、共同建設、共同享有」の原則に従い、平等な協議と各国の自主的な選択を尊重する方針を示し、「『一帯一路』は中国の独奏曲ではなく、各国が共同で参加する交響楽である」と強調した。さらに「一帯一路」は理念が共同発展であり、目標はウィンウィン協力だと指摘した。

 

中国国際放送局日本語部より2015年3月8日

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