中国全国人民代表大会常務委員会の張徳江委員長は10日午前、甘粛代表団の審議に出席しました。張委員長は代表らの発表を聴取した後に「人民の福祉を向上させることが最大の責任で、人民のために利益を生み出し、問題を解決し、より良い生活を目指すべきだ。改革発展と国民生活の改善の関係を正しく整理し、改革の思想をもって科学発展を促し、発展の成果を人民に与え、経済社会の発展が更に動力と活力を生む。人民が実際に対面する困難と需要にあわせ、困難な時には手を差し伸べ、最低限の基本的な生活を保障すること。貧困扶助を揺るぎなく推し進め、貧困人口の基本生活を保障し、貧困地域の人民が全国の人々と共に小康社会（いくらかゆとりのある社会）を迎えるようにすること」と述べました。 　

また、全国政治協商会議の兪正声議長、中央紀律委員会の王岐山書記、国務院の張高麗副首相は、それぞれ寧夏代表団、山西代表団、広東代表団の審議に出席しました。（劉叡、林）

中国国際放送局日本語部より　2015年3月11日