黄徳寛委員:青年教師のゆとりある評価体系を |
中国人民政治協商会議第12期全国委員会委員、元安徽大学党委書記の黄徳寛氏は長年にわたって大学で働き、青年教師の養成問題に注目してきた。「現在、高等教育機関における青年教師の比率は60%を超えており、すでに教学の主体になっている。しかし一部の学校は盲目的に論文数を追求し、青年教師は論文執筆やプロジェクト探しで忙しく、学術問題の研究に打ち込むのは難しい。また、次の世代を養成する職責を全うすることも難しい」と彼は指摘する。 「人事評価といえば科学研究の成績ばかりで、教学はしかるべき位置を占められない。これらの人事評価管理の偏りは高等教育機関の青年教師の成長にとって不利だ」。黄氏は次のように提案した。教育行政部門は学術研究のルールを尊重し、適度に権限を下部へ委譲するべきだ。また高等教育機関は青年教師や学科の特徴に向け、公正で適度なゆとりを原則とした評価体系を独自に制定するべきだ。(文、写真=高原)
人民中国インターネット版 2015年3月14日
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