全人代代表で北京市長の王安順氏は北京市代表団の審議に参加し、次のように表明した。北京市は今年、市政府の「権力リスト」を全面公開し、引き続き行政のスリム化と権限の移譲を行い、市場が主体的に活躍できる余地を提供する。より多くの法的手段を用いて交通渋滞、大気汚染など都市管理における注目されている厄介な問題の解決を図る。

王代表はまた次のように述べた。今年は「法による国家統治」を全面的に推進する最初の年で、市政府も「法治政府」の確立を加速し、「法治中国」の理念が最も良く実践される地域になるために全力をあげ、「法治北京市政府」の確立に重点を置き、一層力を入れようと考えている。

都市管理について、王代表は次のように指摘した。法による都市管理を堅持し、市政府機能の転換を加速し、市政府と市場、社会との境を明確にし、市政府「権力リスト」を全面公開し、引き続き行政のスリム化と権限の移譲を行い、市場が主体的に活躍できる余地を提供し、舞台を構築し、公共サービス分野、特に教育、医療、雇用、社会保障などの民生分野に関する法律・法規の持続的な整備を図り、すべての市民がより平等的に基本的な公共サービスを享受できるように取り組んでいく。

さらに「より多くの法的手段を用いて交通渋滞、大気汚染、ごみ・汚水など都市管理における注目されながら対応が難しい問題の解決を図らなければならない。市民が関心を持つ交通問題などについて、客観的で実際に即した正確な方法を見出すことを原則に、行政措置を控えめに、より法的・経済的手段を用いるべきだ」と語った。（編集・『人民中国』張春侠）