17カ国メディア「シルクロード提唱」に調印

 

17カ国からのメディアリーダーが26日、中国海南省のボアオで「シルクロード提唱」に調印し、定期的な交流システムの確立や、人員の往来、資源の共有、協力モデルの革新、及び適時シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード沿線地域のメディア協力組織を設立することで合意した。

この日、ボアオ・アジア・フォーラム2015年総会メディアリーダー円卓会議が行われ、17カ国からの21人のメディア代表者がいくつかの項目について共通認識に達し、「異なる文明に及ぶメディア間の協力と発展は各国国民の相互理解と信頼の増進、異なる文明の交流と調和的共存、及び人類の文明の発展と進歩の推進にプラスとなる」と見ている。

「シルクロード提唱」の調印式で、メディアリーダー円卓会議の主宰側の一つである中国公共外交協会の李肇星会長は「一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)沿線各国の人民の共同利益は一致している。一帯一路戦略は独奏ではなく、大合唱である。この大合唱には各国のメディアの声が必要である」と述べた。

また、「シルクロード提唱」発起側の代表である中国国際放送局(CRI)の王庚年局長は「新しい時代と新技術への挑戦に効果的に対応するため、メディアは古い考え方を捨て、共同、協力、持続可能な協力の発展観を積極的に唱え、開放、平等かつ包容の協力モデルを構築し、共有とウィンウィンのメディア協力発展の道を歩み出さなければならない」と強調した。(Katsu、林)

 

中国国際放送局日本語部より 2015年3月26日

 

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