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雲龍山と雲龍湖

 

雲龍山は徐州南部にあり、標高142メートル。雲龍山は幅が3キロほどにまたがって九つの部分から成っており、龍の形に似ていることから雲龍山と名づけられた。美しい風景以外に、歴史的、文化的景観も一見に値する。雲龍山で最も有名なのは放鶴亭だ。北宋の大詩人蘇軾(蘇東坡)は、徐州知事を務めた時にここで隠遁生活を送る張天驥と友情を結んだ。張天驥がここで毎朝飼っている鶴を放していたので、この山上のあづま屋は放鶴亭と名づけられたと言われる。蘇軾が詠んだ『放鶴亭記』には、雲龍山の魅力ある景色が描かれており、また張天驥の世俗を離れた隠遁生活もたたえられている。

雲龍山の麓にある雲龍湖は周囲は12キロ、徐州を代表する観光地だ。雲龍山山頂展望台からは雲龍湖を一望することができる。湖のほとりを一周する道は徐州市民のレジャー、健康な体作りの場となっている。毎日夕暮れ時には数百人がジョギングする姿が見られる。

アクセス/路線バス38路、47路、63路、遊3路で雲龍山バス停下車

入場料/無料

 

 

 

 
 
 
 
 
 
人民中国インターネット版 2015年6月