IOC、北京冬季五輪招致プレゼンに高評価

 

北京冬季五輪招致委員会は9日から10日にかけて、スイス・ローザンヌで行われた2022年冬季五輪立候補都市陳述交流会に参加し、招致プレゼンを行った。IOC(国際オリンピック委員会)は、招致にあたっての北京の努力と準備に高い評価をした。 

北京2022年冬季五輪招致代表団は現地時間の9日、スイス・ローザンヌでIOCの陳述交流会に参加し、北京冬季五輪の競技規則や運営、選手の体験などを通じて彼らの理念と誓約を説明すると共に、IOC委員からの質問に答えた。国際スキー連合会主席のキャスパー氏は取材に対し、「北京がこれほどまで準備万端なことに驚いている」と述べた。

「オリンピック2020議事日程」が発表されて最初の五輪招致プロセスである今回、北京五輪招致プレゼンは、IOC改革で強調されている五輪遺産と持続可能性などの精神を十分体現した。これに対し国際パラリンピック委員会会長のクレイヴァン氏は、2008年北京五輪は今回の招致にとって良い経験だったとしながら、北京は五輪遺産と持続可能性の計画を重視していると評価した。「北京が、冬季スポーツを通じて社会が変化していくことを我々は希望する」。 また同氏は、「我々は競技エリアが3つに分かれることの職責を深く理解している。高速鉄道が3つのエリアをつながることで良い作用が生まれるだろう。中国政府の強い支持がIOCにとって非常に重要だ」と述べた。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」より 2015年6月14日