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青島中山公園の桜を描いた車両(写真=傅学軍) |
青島地下鉄建設指導部は10月下旬、山東省初の地下鉄である青島地下鉄3号線の試乗にメディアの記者を招待した。青島の特色に富んだ車両や海の息吹があふれる乗車券、高速で快適な乗車体験など、いずれも地下鉄生活に期待を持たせた。
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青島の景勝地が印刷された乗車券(写真=傅学軍) |
全長約25㌔の地下鉄3号線には22駅とコントロールセンター、車両基地がある。2010年の下半期から建設を始め、計画によると、今年年末までに北区間の10駅が先に試験営業を始めるという。現場で見ると、駅内の乗車券購入や安全検査、乗車位置などの標識は非常にはっきりしており、自動券売機などのサービス施設も正常に動いていた。試乗したところ、各駅の停車時間は約30秒で、駅から駅まで2、3分かかり、8駅の全コースを約15分で完走できると分かった。運行は高速で穏やかだ。青島地下鉄グループ運営支社の李世偉副社長によると、現在、正式開通時に使う車両10両はいずれも走行距離2000㌔を無事に突破し、試験営業の審査要求を満たしたという。
地下鉄3号線の北区間はすでに環境保全試験営業専門検査に合格し、環境保全試験営業の条件を満たしている。
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青島地下鉄の改札口(写真=傅学軍) |
「人民中国インターネット版」 2015年10月27日
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