市民観光月間初日に青島世界演芸博覧会パークで「噴水ショー」を鑑賞する市民（写真・傅学軍）

「観光で幸せ満喫」をテーマとする2015青島市民観光月間の開会式が10月31日、青島世界演芸博覧会パークで行われた。

同開会式で青島市観光局は、関連する観光企業に「都市と農村交流観光カー」「観光大好きバス」のプレートを授与した。市民観光月間の主なイベントは、身体障害者や農村貧困家庭の子どもたち、清掃員、「空の巣老人（子どもが巣立った後の高齢者の一人暮らしまたは高齢者夫婦の世帯）」などの代表に無料で「観光大好きバス」に搭乗してもらい、観光スポットへ行くもの。また、「都市と農村の交流観光」を組織し、コミュニティや旅行会社が企画した特色ある観光コースに沿って「都市と農村交流観光カー」を毎週相互に運行し、「市民の農村観光」、そして「農民の都市観光」などの観光交流を行っている。同時に、インターネットを通じて「ネット交流観光」を提供し、市民の参加意欲を高めてもいるという。

今回の市民観光月間は11月1日から30日までで、期間中は青島全市31の観光スポットから市民や青島へ出稼ぎに来ている労働者に向けて2割から9割の割引入場券が提供される。また、低収入所得者には無料入場券や特別価格入場券を提供するという。

人民中国インターネット版　2015年11月19日