中国、気候変動協定締結を積極的に推進 |
解振華中国気候変動事務特別代表は11日、パリで「COP21・第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議閉幕を控え、中国代表団は各関係国との意志疎通を急いでおり、全面的でバランス感があり、実効性、積極性、拘束力を持つ気候協定の調印に向けて努力している」と述べました。 解振華特別代表は、「中国代表団は大会の最終段階で建設性や柔軟性、推進力を発揮し、各国のベクトルの統一化を推進し、各国が実行しやすい協定の調印に結び付けていきたい」と述べました。 解振華特別代表は、また「この日の午前、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長やマレーシアとインドの環境相及びアメリカの代表と話し合った。午後、より多くの国の代表との交流を予定している」とした上で、「このほど発表された中仏・中米による気候変動に関する共同声明は、各国の食い違いを無くすために提起された折衷案である。各国はこれらの案を参考にされることを希望する」と述べました。 また、議長を務めるフランスのファビウス外相は現地時間の11日昼、記者のインタビューに答え、「各国と交渉を継続し、現地時間12日午前9時(日本時間の12日17時)に新しい協定案を提出する予定だ。新たな協定案は各国の納得を得られると信じている」と述べました。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月12日
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