2016年省級地方両会が全て閉幕 9人のトップが就任

 

安徽省の両会が21日に終了したことで、31省(自治区直轄市)の地方両会が全て閉幕した。今年の省級地方両会では9人のトップが就任し、副省級幹部数十人が就任した。

■河北省と貴州省は新たな人民代表大会主任が就任

 趙克志氏(62)は河北省の第12期人民代表大会第4回会議第3回全体会議で、河北省人民代表大会常務委員会主任に選出された。選出後、趙氏は国旗に向かい、憲法に手を乗せて宣誓を行った。

今年1月1日より、全人代常務委員会の憲法宣誓制度に関する決定が正式に施行。趙氏は省レベルで憲法に宣誓した初のトップとなった。

貴州省ではこれまで省長を務めていた陳敏爾氏が昨年7月に党委員会書記に就任した。1月30日の貴州省第12期人民代表大会第4回会議第3回全体会議で、陳氏は省人民代表大会常務委員会主任に選出された。

これまでに31省区の省級人民代表大会主任の調整が完了した。北京 天津 上海重慶の直轄市および広東省、西蔵(チベット)自治区、新疆ウイグル自治区以外に、全国の他の24省も省級党委員会のトップが人民代表大会常務委員会主任を兼任している。

■省長代行4人が省長に

今年の省級地方両会では、省長代行4人が政府活動報告を行った。福建省の于偉国氏、貴州省の孫志剛氏、江蘇省の石泰峰氏、四川省の尹力氏だ。昨年10月から今年1月にかけて彼らは省長代行に任命され、今年の省級地方両会で次々に省長に選出された。彼らはいずれも中央から地方に派遣された経歴を持つ。福建省の新省長、于氏は20年前に中央から厦門(アモイ)に派遣されて以来、福建省で働き続け、今回省長に選出された。

■3省で省政協主席が交代

省級の人民代表大会と政府以外に、今年の地方両会では新たな省級政協主席3人が就任した。湖南省の李微微氏、陝西省の韓勇氏、湖北省の張昌爾氏だ。韓氏は唯一別の地から赴任した。韓氏はこれまで新疆で12年近く働き、昨年4月には新疆ウイグル自治区党委員会副書記、新疆生産建設兵団党委員会書記、政治委員、中国新建集団公司会長を務めていた。湖北省、河南省の新任政協主席はいずれも地元の官僚で、地元の省級党委員会で政法委員会書記を務めていた。李氏の湖南省政協主席就任により、全国31省(自治区直轄市)で女性省級政協主席は4人となる。湖南省の李氏、江蘇省の張連珍氏、浙江省の喬伝秀氏、広西チワン族自治区の陳際瓦氏だ。(編集NA)

 

「人民網日本語版」2016年2月22日

 

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