蔡継明代表 ネット配車サービスの管理に提案 |
中国全人代の代表である清華大学人文社会科学学院の蔡継明教授はこのほど、全人代会議開催に先立ちメディアに対して、自らの提案を発表しました。 その中、去年人々の注目を浴びたインターネット配車サービスの管理について、蔡教授はインターネット配車サービスの現状を分析した上、管理策を打ち出しました。 蔡教授は「去年インターネット配車サービスの利用者数は2億6900万人に上り、前年同期に比べ27.5%増えた。インターネット配車サービスの登場は、遊休自家用車を十分に利用させ、市民の移動問題を緩和させ、従来のタクシー管理体制に衝撃を与え、交通分野における供給側構造的改革のいいモデルになった」と述べました。 このように述べた蔡教授はまた、インターネット配車サービスに対する管理について3つの提案を打ち出しました。 一、各地の試行事業を激励し、市場の相違を探り、中央政府の一括管理ではなく、各地の状況に相応しい措置を講じ、その経験を積み重ねた上で立法を行っていく。 二、政府は運転手と自動車を直接管理せずに、各配車サービス会社を管理する。配車サービス会社は運転手と自動車を管理する。 三、各会社と政府の間のデータ共有メカニズムを構築し、データの集中分析を行い、ビッグデータを利用し、交通管理の精確性を高めていくということです。(白、kokusei)
中国国際放送局日本語部より 2016年3月3日
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