習近平総書記「対台方針は台湾政局の変化に左右されず」 |
習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は5日午後、第12期全人代第4回会議上海代表団審議に参加した際「鋭意革新の勇気、人に先んじる鋭気、勢いよく向上する活気を保ち、革新、協調、エコ、開放、共有の発展理念を貫徹し、改革開放の各措置のシステムインテグレーションの強化に力を入れ、世界的影響力を持つ科学技術革新センターの建設の加速に力を入れ、供給側構造改革の推進に力を入れ、全国の改革開放の先頭兵、革新発展の先駆者になる」と強調。人民日報が伝えた。 現在の両岸関係の発展については「上海及び周辺地域には台湾系企業が少なからずあり、台湾側人員との往来、交流、協力が比較的多い。両岸同胞は運命を共にする血を分けた兄弟であり、家族だ。2008年以来、両岸関係は緊迫と動揺を脱し、平和的発展の道を歩み始めた。各分野の交流と協力は勢いよく発展し、同胞の往来は一層緊密化し、台湾海峡は安定した穏やかな状況を呈している。両岸同胞は両岸関係の平和的発展への期待に満ちている。われわれは彼らを失望させるべきではない」と指摘した。 また「台湾に対するわれわれの重要な政策・方針は明確で、一貫したものであり、台湾政局の変化によって変わることはない。われわれは『1992年の共通認識』という政治的基礎を堅持し、両岸関係の平和的発展を引き続き推進する。『1992年の共通認識』は両岸関係の性質を明確に定めた、両岸関係の平和的発展の安定した継続を確保する鍵だ。『1992年の共通認識』の歴史事実を承認し、その核心的考えを認めれば、両岸双方は共通の政治的基礎を有し、良好な相互作用を保つことができる。われわれは引き続き両岸の各分野の交流・協力を推し進め、両岸経済・社会の融合的発展を深化し、同胞の肉親の情と幸福を増進し、同胞の心の距離を縮め、運命共同体の認識を強化する。われわれはいかなる形の『台湾独立』分裂行為も断固として抑止し、国家の主権と領土の一体性を維持する。国家の分裂という歴史の悲劇は決して繰り返させない。これは中華民族全体の共通の願い、断固たる意志であり、歴史と人々に対するわれわれの厳粛な約束と責任でもある」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年3月7日
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