「十三・五」計画綱要、中国の今後の発展を見る(四)生態プロジェクト |
・生態プロジェクト、グリーン発展を新たな段階に 生態環境の保護は、生産力の保護だ。同草案によると、生態環境分野で19件の重大プロジェクトを実施する。うち5件は資源節約・集約・循環利用に焦点を絞り、6件は環境保護を目指し、8件は山・川・林・畑・湖の生態を構築する。 環境保護の重点活動には、▽汚染された1000万ムーの耕作地の除染を行い、汚染された4000万ムーの耕作地のリスクを管理する▽低・中放射性廃棄物処理場を5カ所、高放射性廃棄物処理地下実験室を1カ所建設する▽土壌浸食改善面積を27万平方キロメートル拡大する▽全国湿地面積を8億ムー以上とする――などが含まれる。 中国鉱業大学(北京)副校長の姜耀東委員は、「グリーン生産方式の形成を推進する。これは今後5年間の発展の重要目標であり、これらの大型プロジェクトの実施がその主な手段となる」と指摘した。 湖南省環境保護庁副庁長の潘碧霊委員は、「これらの重大プロジェクトは、現在表面化している生態環境問題に的を絞っている。我々は汚染してから改善するという古い道を歩むのではなく、青々とした空、きれいな水という美しい中国を建設しなければならない」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年3月7日
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