4つの面で「十三五」期の革新駆動型発展戦略に取り組む |
第12期全国人民代表大会(全人代)第4回会議プレスセンターは3月10日午前10時45分、メディアセンター多機能ホールで記者会見を開いた。会見では、中国科学技術部の万鋼部長、中国科技大学の潘建偉常務副校長、浙江省科技庁の周国輝庁庁が「科学技術の創新(イノベーション)と発展」に関する問題について国内外の記者の質問に答えた。 万鋼部長は 「十二五(第12次五カ年計画:2011-2015)」期間の科学技術のイノベーションの成果を発表した。「十二五」以来、科学技術のイノベーション能力は格段に進歩しており、次のような成果が上がったと指摘。具体的には、(1)基礎研究の進歩が顕著で、多くの人材を輩出。重大な成果発表が連続している。(2)科学技術のイノベーションが支えとなり、産業の高度化、新たな生産能力と成長エンジンの形成が進んだ。(3)戦略的ハイテク技術の実用化、市場参入が進み、身近なものになりつつある。(4)地域のイノベーションが活発になり、創新創業の機運を醸成。(5)科学技術の制度改革が全面的に進んだ。――など。 万鋼部長はこのほか、「十三五(第13次五カ年計画:2016-2020)」の革新駆動型発展戦略への取り組みについて説明した。(1)「科学技術イノベーション2030-重大プロジェクト」をけん引役とし、中国の先発優位性を構築、持続的なイノベーション力を育成する。(2)低コストで効率の高い創新創業サービスネットワークを構築する。(3)近代的な産業技術体系を構築する。(4)改革深化を継続し、イノベーション力の向上を図る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月10日
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